モモーイこと桃井はるこさんのブログ記事を読んで思うこと

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2008年6月8日千代田区外神田の中央通りで起きた事件について (モモブロ)

昨日の記事で書いた二人。

一人は昨日の時点で、もう一人は今日の時点で確証が取れました。

前述のように面識はありませんが、亡くなられた7人のうち、2人について僅かではありますが、それぞれ関係があることになります。

昨日、都内へ出かける途中で、秋葉原ソフマップ本館前に設置された献花台に立ち寄りました。

生憎持ち合わせがなかったので、亡くなられた方々のご冥福をお祈りして、しばらくそこに立っていました。

この時、周囲にいたマスコミの行動は、まさに桃井さんの書かれているとおり、花を供えた方に5人ぐらいが一気に群がり、根掘り葉掘り質問攻め。

遺族や直接的な関係者でないことを知ると、すぐに興味をなくす。

遺族感情とかそういったものを何だと思っているのか。報道関係者の神経はどうなってるんでしょうか。

それが仕事だと言われたらそれまでですけど。

また、昨日・今日と、大学から駅への通学路にも取材陣がおりました。

昨日は帰るとき、人相が悪いのがよってきて、

「藤野さんをご存じですか?」

と、声をかけてきました。

急いでいたのもあって無視して通り過ぎようとすると、少し付いてきて、答える気がないとわかると次の学生に話を聞きに行ったようでした。

正直、マスコミの汚さを実際に感じたのは初めてでしたが、いろんなところで垣間見えるものが目の前にあると、もうあきれてしまいます。

当然のことですが、犯人を許すことなんか出来るわけがありません。

桃井さんのように、秋葉原という場所に抱いていた想いを打ち砕かれた方はすごく多かったことと思います。

秋葉原で商売をする側になってからは、自分自身、秋葉原という場所に対しては正直な話特別な想いはありません。

それでも、そういう人たちや、被害に遭われた方たち、ご遺族、関係者の方の心身に与えた傷はとてつもないものだと思います。

しかし、その傷口をさらに深く抉り、さらにはオタク・アニメ・ゲーム叩きへと走るマスコミ。

ボロボロの心にとどめを刺すことに何の意味があるのか。

その心よりも自分らの仕事、つまりは金が大事なのか。

こんなマスコミもとうてい許すことはできまい。

長くなりましたが。

改めて怪我をされた方が一日でも早く快方に向かうことを祈り、

ご遺族、関係者の方にお悔やみを申し上げるとともに、

亡くなられた7名の方々に心よりのご冥福をお祈り申し上げます。