仮想化へのアプローチ

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前にも書いたことがあるかもしれませんが、またサーバの仮想化を考えています。

今現在のサーバのOSはCentOS 5.2(≒RHEL 5.2)なわけなんですが、まだこのリリースでは仮想化のアプローチとしてXenをあげることが出来ます。

ところが、RHELの開発元のRedHat社は、時期リリースのベースとなるFedora 9から、XenのDomain 0サポートをしていません(Domain Uとしての動作は可能な模様)。

RedHat社は、Xenに続く新たなオープンソース仮想化プロジェクト、KVMのサポートを強化しており、つい先日にはKVMの開発を推進していたQumranet社の買収を完了したようです。

この流れは、FedoraをはじめとするRedHat系Linuxが少なくとも近い将来にはXenのサポートに戻ることはないと考えることが出来ると思います。

そんな中で、今サーバの仮想化を考えると、どのアプローチを取ればいいのか判断に迷うところだったりもするのですが、ここは新プロジェクトKVMを採用してみるのもありなんでしょうか。