天漢日乗: 秋葉原通り魔殺傷事件(その6)容疑者は日研総業の派遣社員で裾野市にあるトヨタグループの関東自動車工場勤務 6月一杯で辞めるよう通告を受ける (天漢日乗)
マスコミの報道で違和感があった「リストラされると勘違い」のくだりですが。
この記事を見る限りでは、派遣先企業のウソだったようです。
さらに、この記事の中で触れられている派遣会社への責任転嫁も見苦しいことこの上ない。
容疑者の両親にしても、なんて言うか……。
2008年6月8日千代田区外神田の中央通りで起きた事件について (モモブロ)
昨日の記事で書いた二人。
一人は昨日の時点で、もう一人は今日の時点で確証が取れました。
前述のように面識はありませんが、亡くなられた7人のうち、2人について僅かではありますが、それぞれ関係があることになります。
昨日、都内へ出かける途中で、秋葉原ソフマップ本館前に設置された献花台に立ち寄りました。
生憎持ち合わせがなかったので、亡くなられた方々のご冥福をお祈りして、しばらくそこに立っていました。
この時、周囲にいたマスコミの行動は、まさに桃井さんの書かれているとおり、花を供えた方に5人ぐらいが一気に群がり、根掘り葉掘り質問攻め。
遺族や直接的な関係者でないことを知ると、すぐに興味をなくす。
遺族感情とかそういったものを何だと思っているのか。報道関係者の神経はどうなってるんでしょうか。
それが仕事だと言われたらそれまでですけど。
また、昨日・今日と、大学から駅への通学路にも取材陣がおりました。
昨日は帰るとき、人相が悪いのがよってきて、
「藤野さんをご存じですか?」
と、声をかけてきました。
急いでいたのもあって無視して通り過ぎようとすると、少し付いてきて、答える気がないとわかると次の学生に話を聞きに行ったようでした。
正直、マスコミの汚さを実際に感じたのは初めてでしたが、いろんなところで垣間見えるものが目の前にあると、もうあきれてしまいます。
当然のことですが、犯人を許すことなんか出来るわけがありません。
桃井さんのように、秋葉原という場所に抱いていた想いを打ち砕かれた方はすごく多かったことと思います。
秋葉原で商売をする側になってからは、自分自身、秋葉原という場所に対しては正直な話特別な想いはありません。
それでも、そういう人たちや、被害に遭われた方たち、ご遺族、関係者の方の心身に与えた傷はとてつもないものだと思います。
しかし、その傷口をさらに深く抉り、さらにはオタク・アニメ・ゲーム叩きへと走るマスコミ。
ボロボロの心にとどめを刺すことに何の意味があるのか。
その心よりも自分らの仕事、つまりは金が大事なのか。
こんなマスコミもとうてい許すことはできまい。
長くなりましたが。
改めて怪我をされた方が一日でも早く快方に向かうことを祈り、
ご遺族、関係者の方にお悔やみを申し上げるとともに、
亡くなられた7名の方々に心よりのご冥福をお祈り申し上げます。
俺が置かれている状況がいろいろと複雑で、いろんな意味で微妙な立場なので、
昨日の事件の詳細については多くは語れませんのであしからず。
ただ、昨日の自分の状況程度は書けるので、一応書いておくと、
昨日はニート的には負け組な友人とアキバ辺りでカラオケ、っという話をしてたんで11時頃に秋葉原に到着。
とりあえずカラ館に向かい、人が沢山いるのにげんなりするも、とりあえず待ってみて無事入室。この時11:30。
ここでif…の話。
もし、人がいた時点で、ちょっとぶらぶらして戻ってこようぜとかフラグを立てていたら、犯行時刻当時中央通りにいた可能性が非常に高いです。
なので、正直な話、この時点で他人事ではなかったりするわけです。
事件を知ったのは、発生から1時間後、ニュースを見た祖母からかかってきた電話でした。
さすがに、現場から距離が近すぎるので動揺しましたよ。
ちょうどこの時、連れにも電話がかかってきたみたいです。
結局、発生から2時間後の14:30にカラ館を出て、とりあえず現場方向へは行ってみました。
犯人が使用したトラックに群がり、必死に写真を撮る人々、現場付近に群がり必死に写真を撮る人々。
あの時間にあの場に居たのは、ほとんどがそうだったのではないかと思います。
とりあえず、ある程度の情報を把握しようとバイト先に行ってみると、一部始終を目撃したとの声も。
犯人が二人組で、一人が逃走中といった情報も流れたらしく、うちの店も一時閉店していたとのこと。
そんな感じで、あの場に居るのがつらくなったのもあり、連れと秋葉原を去りました。
家に帰ってからもいろいろと情報収集していましたが、被害者の身元一覧に載る「東京電機大」の文字。
専攻からも直感でうちのキャンパスっぽいことが何となくわかりました。
さらに情報収集をしていると、もう一人、自分と僅かながら関係がある犠牲者の方がいるっぽいこともわかりました。
実際に巻き込まれたわけでもなければ、彼らと面識があるわけでもありませんが、ここまでくるともはや他人事ではないですよね。
とりあえず、生存報告及び事件について①はここまでです。